歯周病治療
放置すると歯茎や顎の骨の破壊が進み、やがて歯を支えられなくなります。
初期の歯周病は歯茎の腫れや赤み程度のため、なかなか気づくことができません。
気づかないうちに大きく進行してしまい、結果的に歯を失ってしまう恐れがあります。歯周病を発症するかどうかには、細菌の数や歯垢・歯石の量、唾液の細菌を抑える作用などが関係しています。歯周病の進行速度には個人差があり、中には炎症が急速に進行する方もいるため、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けて早期発見・早期治療を目指すことが大切です。
歯周病の進行
歯肉炎
また、歯磨きのときに出血する場合もあります。
軽度歯周炎
顎の骨にまで炎症が広がっています。
中等度歯周炎
歯茎の腫れや痛みのほか、硬いものを痛くて噛めなくなったり、口臭が強くなったりします。
この場合は、歯周組織の再生療法を検討します。
重度歯周炎
精密な歯周病治療
マイクロスコープを用いた歯石の徹底除去
当院では、最大80倍まで視野を拡大できるマイクロスコープで歯周ポケットを確認し、取り残すことなく歯垢や歯石を徹底的に除去します。
歯周外科治療による確実性が高い歯垢や歯石の除去
そこで、歯茎を剥離して歯根に付着した歯垢や歯石を徹底的に除去します。
外科手術のため、患者さまの負担は大きくなりますが、目視で歯垢や歯石を徹底的に除去できる確実性が高い治療です。
歯周組織再生療法
歯周病が進行して歯茎や顎の骨の破壊が進むと、歯が揺れるようになります。さらに放置する歯が抜け落ちるため、歯周組織を再生させるための再生療法を行います。成長因子を含むエムドゲインを歯周組織に塗ることで、失われた歯周組織の再生が可能です。